タイではいくつかの祝日があります。その中では一番有名なのは4月のソングラーンです。
ソングラーンは元々インドの行事だと思われます。いつタイに伝わってきたのか不明です。アユタヤ時代の古典に「王様が4月13-16日にソングラーンを祝った。」と書かれました。この古典から当時は庶民の行事ではなく王室が行う行事だと分かりました。
ソングラーンは何の日?
インドでは4月は冬季から春季に変わる時期で宗教的(仏教)の祝日だそうです。でも、タイのと違って色水を掛けるようです。
タイではインドと同様に仏教の祝日です。それに、タイでは4月は暑い時期なので水掛けるにもちょうどいい季節です。
今のソングラーンは何をする?
初日13日は家や仏壇や仏像をきれいにして仏像に水を掛けます。
14-15日は仏教の信者はお寺に砂を運んで行ったりします。砂のパゴダを作る等などです。年配の方に水をかけてお祝いします。若者たちは水鉄砲でわいわいする。
砂のパゴダ |
なぜ砂をお寺に運ばないといけないの?
昔からお寺は村人にとって学校にも病院にもなりました。それで、皆はお寺によく行きます。行く度に帰りにお寺の砂を靴について持って帰ることになります。そして砂をお寺に返すという考え方から生まれる行事だそうです。
年配に水かけ |
バンコクのソングラーン祭 水かけ |
今年は例年と違って体験できない可能性大ですけど、4月にタイに行くチャンスがあるなら、ぜひ水鉄砲や砂のパゴダを作ってタイのソングラーン祭を楽しんできてください。
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